書く  染める  初める

 

書き染め会、昨日盛況のうちに無事終了いたしました。

旅する服屋さんの行橋くんとのコラボ、

しかも私の心惹かれてやまない染色の世界とのコラボが実現。

別府だからできる、この日この場所でしかできない「温泉染め」、

たくさんの方に楽しんでいただきました。

 

「染める」と「初める」を「書」がつないで実現した

「書き染め」。

ただのダジャレではないのです。

 

「そむ」と訓ずる「染」「初」「始」について、

白川静『字訓』には「みなその儀礼のはじめを謹むことを意味する字」と

あります。

 

「書き染め」。

墨に紙で書く本来の書の在り方と

本質的には矛盾しない形で表現できるこの方法は、

環境負荷の面でも持続可能なスタイル。

きっと温泉の効能のごとくじわじわ染み渡りひろまっていくのでは・・・。

そんな予感がしています。

 

これからのあたらしい文化の創造に

“持続可能”という視点は欠かせないと考えています。

こころもからだも書くものも食べるものも環境も

すべてはひとつながりだからです。

 

もとい私は、

白い紙に

白い筆に

どんな墨で

どんな線を

初めるのか

―これがすべてです。

今年もたくさんの

思いを、物語を、

紙と筆と墨に託してお伝えしてまいります。

 

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書のしずく 小島采蘋

*

別府市在住 一児の母。

子育てしつつ、「手で書くゆたかな暮らし」をテーマに

書にまつわる活動を展開しています。

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