書のしずく

【目次】

・はじめに
・これまでの講座との違い
・この講座を受けると・・・
・こんな方におすすめ
・こんな方のお役には立てません
・たのしなみの書 講座詳細

はじめに

あなたは手で文字を書くことが楽しいですか?
あなたが最近手紙を書いたのはいつですか?
筆を最後にもったのは・・・?

私のところに来られるお客様の八割の方が
何らかの理由で文字を書くのを億劫に思っています。
自分の書く文字を残念に思っていて
それをどうにかしたいと思っている。
これだけIT技術が発展しても
手で書くということを大切にしたい人
筆をもちたいという人は
近年増加している傾向にあると実感しています。

手書きの文字にはフォントにはないあたたかみがあるということは言うまでもありません。
ただ、手書きが重んじられる理由はそれだけではありません。

たしなみの書

〜さらりとひと筆 手紙の書けるあなたになる書の講座〜

「書く」という行為そのものがとても人間らしい所作だからだと私は考えます。

人間の体で最も複雑な動きのできる「手」。
「書く」行為は、手のなかでも最も優れた機能をもつ中指や人差し指を駆使して
行うものだという点で、人間が人間たるゆえんであるといえます。
また、手書きする能力は脳科学的に書字や読字の能力にも関わっています。
もし人類が手で書くことを捨てるということを選択するなら
人類は書くことも読むことも捨てる、つまり言葉を捨てるということになり
血の通ったコミュニケーションを人類は失うことになります。
それはすなわち人類の退化を意味します。

それでもあなたは書くという行為を遠ざけますか?
子どもたちに「書く」ことを伝えるということを放棄しますか?

AIが人間にとってかわるこの時代に筆をもつことの意味とはなんでしょうか。
上手・下手の世界を超えて他のだれでもない
「わたし」が書いているということそのものだと思っています。
「わたし」が書いて楽しい、ここちよいと思えるということ。

そしてそれを見た人、受け取る人が「あなた」が書いたものだから嬉しい
幸せだと思えるということ。これしかないと思っています。
ただ単に上手い字はAIが書いてくれるでしょう。
でもあなたの字はあなたしか書けないのです。

あなたが書くことを楽しむことが人生そのものの豊かさにつながり
あなたの周りの人も幸せになる。
そんな方法をとも学んでみませんか?
それも古人の知恵にならった普遍性のある方法で学び
次代を担う子どもたちにともに伝えていきませんか?

私が筆を初めて手にしてからの約30年間、いろんなことがありました。

3歳で祖母に文字の書き方を教えてもらい、書くことがただただ楽しかった幼少期。
習字教室に通って級や段を上げていくことに喜びを感じつつも
ひたすら手本通りに同じものを書き続けることが苦痛で仕方なかった小中学生のころ。
ぼっち書道部で黙々と独り古典の臨書(※臨書=古典を手本として書くこと)をすることに喜びを感じてつつも
手本がないと書けない自分に壁を感じていた高校時代。
自由でクリエイティブな友人や教授陣に刺激を受けて“お習字”の枠を超えあるがままの表現をしようと必死だった書道漬けの大学生時代。
そしてさらに大学院に進学して芸術としての書道の背景を学ぶべく、中国哲学とくに老荘思想に触れた2年間。
その後は国語の教員として四年間、中学生や高校生に「書く」ことを教える機会にも恵まれました。
私のこれまでの人生はほとんど「書」を通した人やモノとの出会いによってつくられたといっても過言ではないです。
とはいえ、書くことの楽しさと、それを見られる・見せる・評価をされる。

ということの狭間で苦しくて苦しくてもう筆をもつことはないだろうと 「書」から離れた時期もあります。

それでも私が筆を捨てることはなかったのです。なぜか―。
作品をつくることをやめたとしても手紙だけは筆で書きたかったのです。
技術云々見た目云々はさておき、ただ書くことは楽しい、そして筆と紙と墨が好き。
そして自分が書いた手紙を喜んで受け取ってくれる人がいる喜び。
この喜びから離れることはできませんでした。
このことに気付いたとき、常に評価を気にしていた書道人生にピリオドを打つことができたのです。
文字の書き方は古典にたずね、季節の移り変わりに着想を得ながら辞典・字典で文字や言葉を吟味し、
職人との対話もしながら筆墨硯紙の素材にこだわる日々。
この国に生まれたことに感謝しつつ、ただただ書くことに喜びを感じる日々です。

ひと昔前当たり前に筆をもっていた時代
離れた人とのやりとりはすべて手紙だった時代
この喜びを享受することは難しいことではなく
取り立てて喜びというわけでもなかったはず。
ただ暮らしの一部だったので、日々の営みのひとつとして
当たり前にこの喜びを味わっていたのだと思います。

筆は使われなくなり、手で書く機会そのものが減っていく時代の流れのなか
いわゆる習字教育の負の遺産【=自分は下手、下手は恥ずかしいという思い込み】を抱えた大人が増えています。
今、これからを生きていく子供たちの多くが「書く」ことの喜びを知らないままに生涯を終えていくのではないか。
それはこの国に生まれた人間としてとてももったいないことなのではないか。
―私はこのように考えるのです。
やたらに上手くなくていい、ただ先人たちの叡智に学び、
当たり前に手で書くことを楽しめる大人が増えることを願っています。
子どもたちをお習字教室に通わせなくても
そんな大人が後姿を見せるだけでよいのではないでしょうか。

こんな願いのもと、この講座を開講いたします。
この講座では、手紙を“さらり”と書けるようになることを目指すなかで
書の世界を広く深く学んで頂くことができます。
知識・技術が磨かれるだけではなく、一生モノの精神的な支柱が養われることをお約束いたします。
講座には期間がありますが、書の学びには終わりはありません。
終わりのない書の旅のはじまりのお手伝いを私にさせてください。
受講していただいた方のみ終了後もフォローアップとして、プライベートレッスンを受けていただくことができますので
継続した学びをご提供いたします。


これまでの講座との違い

■講座内容に理論がしっかり組み込まれているためより体系的で本質的な学びが得られます。
■カリキュラムがあるので目標が立てやすく、ゴールが明確なので
 継続的に学ぶモチベーションを保つことができます。
■選択科目があるので、本質的でありながら自由にご自身にあった学びが得られます。
■技術を向上させるためには日々の手習いが必要不可欠です。
 そのために課題提出をお願いすることにしました。その添削指導はインターネットを活用して遠隔で行います。
■日常の書き物でのちょっとしたご相談にも随時対応させていただきます。


この講座を受けると・・・

■自分の書く文字に自信のなかった方が自信をもてるようになります。
■「書く」ことそのものが楽しくなります。
■手紙をやたらに書きたくなります。
■審美眼が磨かれるので芸術鑑賞全般が面白くなり、自分の感性に自信がもてます。
■自分とじっくり向き合い内省する時間をもつことができます。
■日々の暮らしがより豊かで潤いのあるものになります。
■日本人としてのアイデンティティが確固たるものになります。
■ご自分のお子さんに書くことを教えてあげることができるようになります。


こんな方におすすめ

■日本人なのだから当たり前に筆で字を書けるようになりたい。
■人前でも自信をもって字を書けるようになりたい。
■手紙をもらうのが嬉しいし好きだ。
■お礼状などご挨拶の手紙を書く機会が多いので筆で手紙をかけるようになりたい。
■大切にしている言葉や自分でつくった詩を筆で書いて飾りたい。
■一般的なカルチャースクールで一斉授業的に学ぶのはちょっと違うと感じている。
■日本人としての教養・素養を深めたい。
■文字の書き方は自分の子どもくらいは自分で教えてやりたい。
■他の芸術活動をしていてそれにさらに深みをもたせたい。
■なんだかよくわからないが小島の書が好きだ。


こんな方にはお役に立てません(いい悪いではなくて)

■ただ上手くなりたい方
■小島にどうにかしてもらおうと思っている方
■暮らしを豊かにしたいという意識のうすい方
■書に携わる時間を優先してつくれそうにない方(課題の提出があります)
■段位のほしい方



たしなみの書 〜さらりとひと筆 手紙の書けるあなたになる書の講座〜 講座詳細

講座概要

・全12回 1回2時間程度(日程は相談しながら随時調整)
・次回講座までの間に1回以上の課題提出とそのフォロー
・その他随時連絡フォロー
※講座外でのフォローは、メール等での画像添付によるやりとり、ネット会議システムzoomや電話にて行います。

講座内容

【必須科目】
・文房四宝(道具)の基礎知識と選び方、お買いもの同行
・芸術論/書の歴史
・文字の歴史の概略/手紙の書
・古典の基礎知識と臨書(大筆・小筆)
 ※臨書とは…古典を手本として書を学ぶこと
・手紙の書き方とその周辺の愉しみ
【選択科目】
ペン字、筆ペンによる実用の書/竹ペンで書く書/アルファベットの書/団扇づくり/カレンダーづくり/
年賀状など季節や暦にそった愉しみ/墨染/一閑張り/その他作品づくり等々

開催場所

YASURAFU(別府市上原8-29 マックスバリュ別府上原店横)※出張は応相談

受講料

200,000円(税込)
※お支払方法は現金手渡し、振込、paypal決済からお選び下さい。
 分割払いの場合はpaypal決済にてカード会社にお申し出下さい。(手数料が別途かかります。)

重要 キャンセルポリシー

・お申込み後のキャンセルは事務手数料30%を頂戴します。
・お振込み後の返金・解約はできませんので改めてご了承ください。
・お振込みをされていない場合でのキャンセルもご入金頂くことになります。
・この講座は必ず結果をお約束するものではありません。
 結果は当然ながら取り組んだ内容により個人差があります。


これまで開催してまいりましたプライベートレッスン・月1講座の新規受付は終了致しました。
たくさんの方にご利用いただきまして誠にありがとうございました。
今後はこのたしなみの書を受講していただいた方を対象としてのフォローアップのレッスンのみの実施といたします。

Copyright (C) 2017書のしずく. All Rights Reserved.